結婚５年、五輪の年に…武田美保さん“おめでた”

妊娠していることが分かった武田美保さん

　シドニー、アテネ両五輪のシンクロナイズドスイミングで、デュエット、チームで銀メダルを獲得した武田美保さん（３５）が第１子を妊娠していることが４日、分かった。

　現在妊娠５カ月で、６月上旬に出産予定。０７年９月に通産官僚だった鈴木英敬氏（現三重県知事）と結婚し、結婚５年目での“おめでた”に「本当にうれしい」と喜びを語った。

　武田さんにとって９６年のアトランタから３大会連続で出場した五輪は特別な存在で、五輪イヤーに母になることに対する喜びも大きい。「私は今年が年女。しかも五輪が開催される年に生まれてきてくれるのは、不思議な巡り合わせですね」。

　結婚後は夫の政治活動のサポートやシンクロの普及活動、講演活動などに力を注いできた。「アテネ五輪後に引退してからも、ずっと忙しく走り続けてきたので、年齢的にもちょうどいいタイミング。生まれてくる子は男の子だと聞いています。水泳選手じゃなくても、スポーツなど何か光るものを持った子でいてくれれば」と、新しい家族の誕生を心待ちにしている。