女子は札幌山の手が2連覇!長岡有終39得点

[ 2011年12月29日 06:00 ]

 バスケットボールの全国高校選抜優勝大会第6日は28日、東京体育館で行われ、女子は札幌山の手(北海道)が決勝で山形商を80―73で下し、2連覇を果たした。29日の男子決勝は延岡学園(宮崎)―尽誠学園(香川)の顔合わせとなった。札幌山の手は前半でリードを許したが、エース長岡の39得点の活躍などで逆転した。3位決定戦は桜花学園(愛知)が岐阜女を93―81で退けた。男子で全国高校総体優勝の延岡学園は準決勝で福岡大大濠に102―53で快勝。尽誠学園は沼津中央に63―58で競り勝ち、初の決勝に進んだ。

 準々決勝で大会最多タイの51得点をマークした札幌山の手の長岡はこの日も39点を稼ぎ有終の美を飾った。全国高校総体は準決勝で敗れており「最後に勝てて本当にうれしい」と目元を拭った。序盤は相手のシュートが面白いように決まり、第2Qで一時は13点差をつけられた。長岡も積極性を欠き珍しくパスする姿が目立ったが、チームメートの頑張りに奮起した。日本代表での活躍にも期待がかかる新星は「もう一回り大きくなりたい」とさらなる飛躍を誓った。

続きを表示

2011年12月29日のニュース