愛子　２戦連続２位！Ｗ杯代表復帰確実

復帰後、２戦連続で２位となった上村愛子

　２季ぶりに復帰したフリースタイルスキー女子モーグルの上村愛子（北野建設）は２１日、米コロラド州スティームボートスプリングズで行われた国際スキー連盟（ＦＩＳ）公認レースに出場、優勝したブリテニー・コックス（オーストラリア）と１・２１点差の２３・８４点で、１９日の復帰初戦に続く２位に入った。

　上村は「思ったよりもいい滑りができた」と笑った。予選をトップ通過。上位１６人による決勝は２位で上位４人によるスーパーファイナルへ。この日３度目の滑りは復帰間もない体には厳しく、予選と決勝でのばらつきを反省。それでも「ソチ五輪に向けては、来季からのほうが意味合いは大きい」と冷静に捉えた。２戦続けて日本勢最高の成績を残しＷ杯代表復帰は確実。来年１月中旬からの北米大会は回避の可能性もあるが、２月の苗場大会に向け「そこでいい滑りをしたい」と照準を合わせた。