新番付に大関稀勢の里 昨年夏場所以来の5大関

[ 2011年12月21日 08:13 ]

 日本相撲協会は21日、大相撲初場所(来年1月8日初日・両国国技館)の新番付を発表し、11月の九州場所後に大関に昇進した稀勢の里を加えて、2010年夏場所以来の5大関となった。先場所の琴奨菊と合わせ、2場所連続で新大関が誕生するのは00年夏場所から秋場所にかけて武双山、雅山、魁皇が昇進して以来。

 3連覇が懸かる一人横綱の白鵬は貴乃花に並ぶ22度目の優勝を狙う。大関陣では先場所11勝を挙げた把瑠都が東の正位に就いた。

 関脇は東が4場所連続の鶴竜、西は豊ノ島が10年春場所以来10場所ぶりに復帰した。東小結の雅山は07年初場所以来の三役。大関経験者が十両に転落後、三役に戻るのは史上初。若荒雄が新小結で、師匠の阿武松親方(元関脇益荒雄)が1994年10月に創設した部屋から初の三役力士となった。

 新入幕は千代の国、天鎧鵬、旭秀鵬、鳰の湖の4人。芳東、土佐豊、隆の山が幕内に復帰した。

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2011年12月21日のニュース