上村愛子 2季ぶり復帰戦で2位 里谷は5位

[ 2011年12月20日 10:17 ]

2季ぶりの復帰戦を2位で飾り、表彰式で笑顔を見せる上村愛子

 フリースタイルスキー女子モーグルの上村愛子(北野建設)が19日、米コロラド州スティームボートスプリングズで行われた国際スキー連盟(FIS)公認レースで2季ぶりに復帰し、女子で2位に入った。ワールドカップ(W杯)代表入りに前進した。

 上村は予選を3位で通過。上位16人による決勝は第1エアが乱れたが、その後はまとめて23・07点で2位となった。里谷多英(フジテレビ)は5位。ブリテニー・コックス(オーストラリア)が24・42点で優勝した。

 32歳の上村は2010年バンクーバー五輪は4位にとどまり、4度目の五輪もメダルに届かなかった。同年3月の大会後に戦列を離れ、10~11年シーズンを休養したが、ことしの春に現役続行を表明した。

 男子の日本勢は附田雄剛(リステル)の12位が最高。

 ▼上村愛子の話 ほっとしている。きっちりと滑りきって、結果も出せた。ただ、パワーが足りないし、強い滑りをするための準備ができていない。今はあまり欲を出さず、自分ができる中でのいい滑りをしたい。(共同)

続きを表示

2011年12月20日のニュース