日本代表の次期監督にサントリーのジョーンズ氏が就任へ

[ 2011年12月20日 06:00 ]

 ラグビー日本代表の次期監督にトップリーグ・サントリーのエディー・ジョーンズGM兼監督(51)が就任することが19日、決定した。日本ラグビー協会はこの日、都内で日本代表の指導陣人事を決める「新体制検討会議」を開催し、ジョーンズ氏に代表監督就任を要請する方針を固めた。

 同氏は17日のコカ・コーラウエスト戦後に「日本代表のコーチを任務することはいいこと。誇りに思うし、世界トップ10までに持って行くチャンスはある」と就任に前向きの姿勢を示していた。来年3月まで契約が残るサントリーも快く送り出す方向で、4月に就任する見込み。

 ジョーンズ氏は母親が日系人、夫人は日本人で、96年に東海大で指導者の道をスタートさせた。03年W杯でオーストラリア代表を準優勝に導き、07年W杯は南アフリカ代表のアドバイザーとして世界一に貢献した。サントリーではボールを回して攻撃を継続するスタイルを徹底し、就任1年目で日本選手権を制した。

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2011年12月20日のニュース