「元気もらった」水谷が仙台訪問 中学生と卓球で交流

[ 2011年12月18日 17:12 ]

東日本大震災で被災した中学生と交流する、卓球男子ロンドン五輪代表の水谷隼選手

 卓球男子でロンドン五輪代表に決まっている水谷隼選手(明大)が18日、仙台市立台原中学校を訪れ、東日本大震災で被災した宮城県内の中学生と交流した。

 午前と午後にそれぞれ開いた卓球教室には、気仙沼市や石巻市などの中学校から約800人が参加した。豪快なラリーや柔らかいラケットさばきを実演した水谷は「仮設住宅での暮らしなど苦しい思いはまだ続いていると思うが、みんなの笑顔から僕も元気をもらった」と話し、支援を続けることを約束した。

 練習場の確保が難しく、週に2回程度しか部活動ができないという気仙沼市立津谷中2年の三浦麻衣さんは「世界のレベルで戦う人に直接指導をしてもらって、本当に感謝している」と、感激した様子だった。

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2011年12月18日のニュース