第一生命9年ぶりV!エース尾崎からトップ譲らず完全優勝

[ 2011年12月18日 14:35 ]

9年ぶり2度目の優勝を果たし、ゴールする第一生命アンカーの田中智美

 全日本実業団対抗女子駅伝は18日、宮城県松島町中央公民館前から仙台市陸上競技場までの6区間、42・195キロで行われ、今夏の世界選手権マラソン代表の尾崎好美らを擁した第一生命が2時間17分17秒で9年ぶり2度目の優勝を果たした。58秒差の2位はパナソニックで、さらに10秒差の3位に積水化学が入った。

 昨年までの岐阜県から宮城県に会場を移し、東日本大震災の被害を受けた同県沿岸部も通るコースで開催された。

 東日本大会を制した第一生命は1区(7・0キロ)でエースの尾崎好美がトップでたすきをつなぐと、その後は独走。一度も先頭を譲らず、完全優勝で9年ぶりの栄冠に花をそえた。アンカーの田中智美も区間賞の好走だった。

 4位は前回優勝の天満屋で、デンソーは5位。6位ワコールの福士加代子は最長区間の3区(10・9キロ)で後半失速し、区間3位にとどまった。最多7度の優勝を誇る三井住友海上は11位で、3区を走った渋井陽子が区間12位と精彩を欠いた。

続きを表示

2011年12月18日のニュース