女子は15歳の高梨沙羅がV!最長不倒もマーク

[ 2011年12月18日 06:00 ]

女子で優勝した高梨沙羅の2回目

 ノルディックスキー・ジャンプの名寄ピヤシリ大会は17日、北海道・名寄ピヤシリシャンツェ(HS100メートル、K点90メートル)で行われ、女子は1回目88・5メートルで首位に立った15歳の高梨沙羅(北海道・上川中)が2回目91・5メートルの最長不倒をマークし、218点で国内開幕戦を制した。男子は渡瀬雄太(29=雪印)が安定したジャンプで優勝。長野五輪金メダリスト船木和喜(36=フィット)が3位に入った。

 ソチ五輪で期待のかかるスーパー中学生・高梨が初優勝。「苦手な(名寄の)ジャンプ台で初めて勝てたので、うれしい。(踏み切りの)タイミングも合ったし、課題だった2本そろえることもできた」と満足げだ。試技で遅れた踏み切りの「タイミングのことだけ考えた」という1回目に88・5メートルを飛び、2回目に軽々とK点を越えた。18日に吉田杯、その後に合宿、海外遠征が控える。頭にあるのは成績より、技術面の改善。「2分の1の確率でしか合わない」と、再び踏み切りを課題に挙げた。

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2011年12月18日のニュース