稀勢の里 故鳴戸親方に綱とり誓う 二所ノ関一門が一門葬

[ 2011年12月14日 17:40 ]

 11月に59歳で急死した先代鳴戸親方(元横綱隆の里)をしのび、鳴戸部屋が所属する二所ノ関一門による一門葬が14日、千葉県松戸市の同部屋で営まれ、横綱白鵬ら一門外の力士、親方らも含めて約170人が参列した。

 来年1月の大相撲初場所で新大関となる鳴戸部屋の部屋頭、稀勢の里は力士を代表した弔辞で昇進を報告。「さらに上を目指し、親方と同じように(横綱として)土俵入りができるよう精進することをお誓い申し上げます」と最高位を目指す決意を述べた。

 一門を代表して弔辞を読んだ日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)は「親方が亡くなったことは二所ノ関一門、そして相撲界にとって損失。残念でなりません」と別れを惜しんだ。

続きを表示

2011年12月14日のニュース