渡部暁6位、渡部善8位/W杯複合個人第5戦

[ 2011年12月10日 23:20 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は10日、オーストリアのラムソーで個人第5戦を行い、日本勢は前半飛躍(HS=98メートル、K点=90メートル)で5位につけた渡部暁斗(北野建設)が後半距離(10キロ)で優勝争いを演じて6位に入った。前半4位のヤン・シュミット(ノルウェー)が後半に逆転し、W杯初優勝を果たした。

 前半10位だった渡部善斗(早大)は後半で二つ順位を上げて8位と健闘した。湊祐介(東京美装)は15位、加藤大平(サッポロノルディックク)は22位、高橋大斗(土屋ホーム)は31位に終わった。

 ▼渡部暁斗の話 最後の上りに入るときの位置取りが悪かった。それまではいい展開だと思ったけど。ただこれからにつながるレースはできた。

 ▼渡部善斗の話 こんなにうまくいくことはない、というぐらい、僕にとって理想的な展開だった。先頭集団についていけたのは力がついているということだと思う。(共同)

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2011年12月10日のニュース