年寄名跡 段階的に協会が一括管理へ

[ 2011年12月10日 06:00 ]

 日本相撲協会は9日、東京・両国国技館で公益法人制度改革対策委員会を開き、年寄名跡のあり方については段階的に協会で一括管理する案でまとまった。

 各親方が退職する際に名跡を協会に返上し、退職金とは別に協会から一定額の功労金が支払われるというもの。後継者については名跡を保持する親方が推薦し、理事会が判断する。12日に全親方らで構成される評議員会に諮り、方向性を決め、今月中に文科省に説明する方針だが、既得権益を侵されそうな親方衆からの反発も予想される。

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2011年12月10日のニュース