庄司 ジュニア女子SPで4位 「楽しくできた」

[ 2011年12月9日 09:45 ]

女子SPで4位につけた庄司理紗

 フィギュアスケートのジュニアグランプリ(GP)ファイナルは8日、カナダのケベックで開幕し、女子ショートプログラム(SP)で昨季4位だった15歳の庄司理紗(西武東伏見ク)は冒頭の2連続3回転ジャンプを決め、51・53点で4位につけた。13歳のユリア・リプニツカヤ(ロシア)が59・98点で首位に立った。今大会はジュニアGPシリーズの上位6人、6組で争われる。

 庄司は冒頭の3回転サルコー―3回転トーループの2連続ジャンプを決めたが、続く3回転ルッツが回転不足になった。それでも「多少のミスはあったが、いい動きができてほっとしている。楽しくできた」と笑顔だった。
 
 初出場の昨季は3位の中国選手と同点ながらフリーの得点で下回り、表彰台に届かなかった。今回はSPを終え、3位と2・81点差。メダルがかかるフリーに向け「中盤のステップが気に入っている。草原のように壮大なイメージなので、そこを見てもらいたい」とアピールした。

 ▼庄司理紗の話 多少のミスはあったが、いい動きができてほっとしている。昨年は何も分からずに出たが、今年は(大会の雰囲気などに)少し慣れてきた。(共同)

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2011年12月9日のニュース