鈴木 真央を気遣う…「良くなることを願う」

[ 2011年12月9日 08:40 ]

GPファイナルを前に公式練習にのぞむ鈴木明子

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル開幕を翌日に控えた8日、カナダのケベックで公式練習があり、浅田真央(中京大)の欠場のため、5人で争う女子は鈴木明子(邦和スポーツランド)や初出場優勝を狙う14歳のエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)らが調整した。

 鈴木は2連続3回転ジャンプを決めるなど好調。母親の病気のため緊急帰国した浅田については「一刻も早く(母親の)状態が良くなることを願う。こちらに残った選手、チームジャパンは一丸となって最後までしっかり戦いたい」と話した。

 男子で初制覇を目指す高橋大輔(関大大学院)は2種類の4回転ジャンプを精力的に調整したが成功率はいまひとつ。初出場の羽生結弦(宮城・東北高)は高難度の4回転―3回転を鮮やかに決める場面もあった。

 9日は男女のショートプログラム(SP)などを実施する。(共同)

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2011年12月9日のニュース