立浪一門が分裂危機 理事選候補者選びで不協和音

[ 2011年12月9日 06:00 ]

 来年1月の初場所後の役員改選に伴う議論で立浪一門が分裂危機に立たされている。

 一門では既に春日山親方(元幕内・春日富士)を新理事に擁立する方針を固めたが、現職の友綱理事(元関脇・魁輝)も立候補を表明。2人の理事を擁立するためには、10票が当選ラインの理事選挙になった場合に20票が必要だが、立浪一門には18票程度しかなく、他の一門と協力しなければならない。一門内で春日山派は少なくとも10人いるが、友綱派は4人だけとみられる。友綱親方は「来年1月まで分からない」と話したが、ある親方は「(春日山)1本で決まっている。他と協力しない」と歓迎していなかった。

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2011年12月9日のニュース