bj 現状では男子の新リーグ不参加

[ 2011年12月7日 21:50 ]

 日本バスケットボール協会は7日の理事会で、男子の日本リーグとbjリーグを統合し、企業チームとプロチームが混在する形で2013年に発足させる新リーグの概要を承認したが、プロにこだわるbjリーグは現時点では所属するほぼ全チームが参加しないと表明した。

 bjリーグの阿部達也取締役は「事前に合意に達していないものを、そのまま進めるのは強引だ」と日本協会の姿勢を批判。問題点の一つとして、新人選手獲得の方法を自由競争としていることを挙げ「戦力均衡という概念がない」と、資金力で勝る日本リーグの企業チームが有利になることを懸念した。

 概要では新リーグは来年3月末まで参加チームを公募。日本リーグ、bjリーグ以外のチームにも門戸を開き、初年度は36チームが各68試合を行うことを想定している。準備室の丸尾充室長は「日本リーグのチームとは名称に地域名を入れることでほぼ合意している。bjのチームには(参加するよう)3月まで働きかけたい」と述べた。

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2011年12月7日のニュース