内海氏 女子日本代表の監督に復帰

[ 2011年12月7日 20:34 ]

 日本バスケットボール協会は7日、来年の世界最終予選でロンドン五輪の出場権獲得を目指す女子日本代表の監督に、JX監督で2004年アテネ五輪などで代表を率いた内海知秀氏(53)が復帰すると発表した。トヨタ自動車の丁海鎰監督(53)とデンソーの小嶋裕二三監督(44)がコーチに就任し、Wリーグの上位チームを率いる複数の監督で首脳陣を組む異例の形となった。中川文一監督(64)は解任された。

 日本協会の高橋雅弘女子強化部長は「最強のスタッフで臨むということ。各チームとも日本が勝つために全面協力すると言ってくれた」と述べた。樋口隆之専務理事は中川監督の任期途中での解任理由を「(就任から)3年間で上積みがなかった。中川体制では一丸となって戦うことができないと判断した」と説明した。

 日本は8月のアジア選手権では3位に終わり、五輪切符を手にできなかった。

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2011年12月7日のニュース