“恩師”も驚き…斉藤仁氏「責任を感じています」

[ 2011年12月7日 06:00 ]

内柴容疑者について語る全日本柔道連盟・斉藤強化副委員長

内柴正人容疑者 準強姦容疑で逮捕

 国士舘大時代から内柴容疑者を指導し、アテネ、北京両五輪の男子代表監督を務めた斉藤仁・全柔連強化副委員長は「驚いている。内柴を指導した人間の1人として責任を感じています」と頭を下げた。

 10月初旬に噂を聞いた際には本人に電話し「僕は間違ったことはしていない」と否定されたという。「言葉にならない気持ち」とうなだれた同強化副委員長は「金メダルを獲る前より、獲った後にどう生きるかが周りに注目されているんだ、と言ってきたんだけど」と唇をかんだ。

 ▼竹田恒和JOC会長 非常に残念だ。彼(内柴容疑者)の五輪選手としてやってきた名誉に傷が付くことになる。帰国してから状況を確認したい。

 ▼福田富昭JOC副会長 お粗末すぎて話にならない。金メダリストが何をやっているのか。指導者にあるまじき行為だ。常識外のことで本当に情けない。

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2011年12月7日のニュース