松山の先輩・藤本、プロツアー最終予選会で4位

[ 2011年12月7日 06:00 ]

 男子ゴルフツアーの来季前半戦の出場優先順位を決める最終予選会(QT)の第5ラウンドが6日、三重県津市の白山ヴィレッジGCクイーンC(6996ヤード、パー72)で行われ、東北福祉大4年の藤本佳則(22)が68で回り、8位から通算10アンダーの4位に浮上した。中西直人(23=NISSO)が通算15アンダーで1位につけている。

 三井住友VISA太平洋マスターズで優勝した松山の大学の先輩の藤本は、5番でダブルボギーを叩いたが、すぐに6、7番で3メートルのバーディーパットを沈めた。その後も「今週はパットがいいのである程度のところにつけば入ってくれる」と順調にスコアを伸ばした。99年から始まったQTは、00年の近藤共弘が大卒1年目の23歳5カ月で1位突破したのが最年少記録。7日の最終日で藤本が1位になれば、大学在学中の22歳1カ月での記録更新となる。「それが目標なんで」と5打差逆転を見据えた。

 <浅地は7位後退>首位で出た浅地はパットに苦しんだ。2番で1メートルにつけながら3パットでボギーとし「そこからイメージが出なくなった」と今大会初のオーバーパーとなる74を叩いた。初の高校生1位突破が見えていたものの、通算9アンダーの7位に後退。それでも35位程度が前半戦のほとんどの試合に出場できるため、7位は余裕の当確圏内。「トータルスコアは悪くない」と自らに言い聞かせていた。

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2011年12月7日のニュース