「捨てるつもり」だったレースで…驚く加藤「完全に予定外」

[ 2011年12月3日 08:48 ]

スピードスケートW杯 ヘーレンフェイン大会第1日

(12月2日 オランダ・ヘーレンフェイン)
 2位入った加藤は「最悪の状態で挑んだレースだった。完全に予定外」と困惑の表情を見せた。

 2週間前のW杯開幕戦で今季1勝目をマークしたが、前週は一転して9位と8位。滑りを立て直すため「今週は捨てるつもりで追い込んだ練習をしてきた」という。レース前には腹痛にも襲われ「35秒5ぐらいのタイムで18、19位ぐらいかな」と全く期待していなかった。

 ところが、及川との同走でスタートが得意な相手に食らいつき、100メートルをまずまずの9秒64で通過。カーブもスムーズに回ってゴールすると、予想を大幅に上回る「35秒07」。優勝タイムとは0秒09差だった。(共同)

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2011年12月3日のニュース