谷口“舌好調”堅首!「寒さ計算するのがプロ」

[ 2011年12月3日 06:00 ]

5アンダーでホールアウトし、ドンファン(左)と握手をかわす谷口

男子ゴルフツアー・日本シリーズJTカップ第2日

(12月2日 東京・東京よみうりCC=7016ヤード、パー70)
 首位を守った谷口は口も絶好調だった。第2打を木に当てた3番でダブルボギーが先行したが、その後は正確なショットで4バーディーを奪うなど盛り返して69。想像以上の寒さにてこずる選手が多い中、「寒さが飛距離に影響するのは当たり前。それを計算するのがプロ。できないヤツがダメ」と胸を張った。

 同組の藤田について「相変わらずアプローチの達人だなと思う」と評価した一方で、「彼はうまいけど、自分はグリーンを外したくないもん。アプローチ競演なんてしたくない」とニヤリ。前日、同組だった小田孔と高山について再び話題が及ぶと「あのくらいには負けたくない。記録に残ったら年を越せない。これ、冗談ですよ。でも、ちょっとは思ってるけど」とノリノリで話した。

 ただ、首位に並ぶ石川についてだけは「考えるのは自分が優勝することだけ。どんな相手でも勝ちたい」と語るにとどめた。第3日は石川と最終組で回るが、これまで同組の時のスコアを比較すると1勝2分け8敗と分が悪い。優勝争いを大きく左右する第3日に向けてベテランの気合がうかがえた。

 ▼3位 J・B・パク 大きい大会にこだわっているわけじゃなくて年に2回くらい良いプレーができる時が来る。(この日ベストの65で急浮上。日本ツアー選手権に続く日本タイトルを狙う)

 ▼8位 片山晋呉 寒かったけど影響はなかった。不安はない。そろそろ勝てると思っている。(71で第1日の4位から後退)

 ▼28位 池田勇太 苦しかった。あと2日間やるしかない。それだけ。練習?こんなくそ寒いのに練習するわけない。(最下位脱出はならず、早々に会場を引き揚げた)

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2011年12月3日のニュース