石川遼、来季初戦は1月 米ツアーのソニー・オープン

[ 2011年11月29日 06:00 ]

2番、マキロイが見つめる中、ティーショットの打球を見つめる石川遼

 石川遼(20=パナソニック)の来季初戦は米ツアーのソニー・オープン(来年1月、ハワイ・ワイアラエCC)になることが濃厚となった。来年4月のマスターズ(ジョージア州、オーガスタ・ナショナルGC)の出場権獲得のため、世界ランク50位以内をキープするのが目的。年末の世界ランクで50位以内に入り出場権を得た場合も、試合感覚をつかむため参戦する方向だ。前身のハワイアン・オープンでは83年に青木功が日本人初の米ツアー優勝を飾るなど日本人にはなじみの深い大会で、新年のスタートを切る。

 年始から積極的に米ツアーに打って出る。ここ3年は2月のノーザントラスト・オープンから米ツアーでの戦いをスタートさせてきた石川だが、来年はスケジュールが大きく変わってきそうだ。

 マスターズに向けた戦略だ。オーガスタへの招待状をもらうためには、年末か、マスターズ前週の世界ランクで50位以内に入る必要がある。石川は現在49位でボーダーライン上。もし年末のチャンスを逃した場合に、世界ランクを上げる手段として浮上したのがソニー・オープン出場だった。

 また日本シリーズJT杯(12月1~4日、東京よみうりCC)とアジアツアーのタイ選手権(15~18日、タイ)でポイントを稼ぎ年末の世界ランクで50位以内に入った場合でも、実戦経験を積むために参戦する方向だ。

 石川は毎年1月、ロイヤル・トロフィー(タイ)に出ていたが、来年は同大会が12月開催に変更されたため、日程的に支障はなく、既に最終調整に入っている。石川は「まずは年内の試合を頑張る」と話す一方で「それがダメでもマスターズの2週間前まで頑張りたい」と覚悟を決めている。

 石川の父・勝美氏はソニー・オープン以外の米ツアー序盤戦についても「出ると思いますよ。この状況なら出ないとしようがない。もちろん推薦がもらえればですけどね」と語っている。米ツアーメンバーでない石川にはメジャーやWGCを含めて12試合という出場制限があるが、マスターズ切符獲得には最大限の力を注ぐ考え。大きな目標としてきた「20歳でのマスターズ制覇」を目指して、石川の勝負の1年は常夏の島で幕を開ける。

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