日本、中国下し2連勝/バレーW杯男子大会第7日

[ 2011年11月28日 20:34 ]

<日本・中国>第2セット、スパイクを決める松本。左は石島

 3位までがロンドン五輪出場権を得るバレーボールのワールドカップ(W杯)男子大会第7日は28日、マリンメッセ福岡などで行われ、日本は中国を3―0で下し、2連勝(5敗)で勝ち点を8とした。中国は7戦全敗の勝ち点1で最下位。

 日本は米山(東レ)が攻守に奮闘し、松本(堺)の速攻もさえた。

 ポーランドは米国にストレート勝ちし、6勝1敗で勝ち点を19として首位を守った。ロシアはアルゼンチンに3―0で勝ち、勝ち点18の2位。3連覇を狙うブラジルはキューバにフルセットの末に敗れ、同16で3位となった。

 ▼植田辰哉・日本監督の話 平均身長で上回る相手に、レシーブで踏ん張った。よく粘ったと思う。センターがブロックもアタックも頑張ってくれた。格上の相手でもあきらめない気持ちを押し通したい。

 ▼宇佐美大輔の話 サーブレシーブが安定していた。空いているスペースを突いて攻撃できればと思った。センターを有効に使おうと思った。

 ▼清水邦広の話 悪い時はセット終盤に、自分たちのミスが出てものにできないが、今日は相手にミスが出た。我慢できたことが収穫だと思う。

 ▼周建安・中国監督の話 日本の圧力に屈した。ミスは自分たちの焦りによって出たものだ。今回は若手主体で臨んでいる。レベルを上げてほしいと思って彼らを起用してきた。

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2011年11月28日のニュース