父・貞彦さんは地元から声援「よくやったと思う」

[ 2011年11月28日 06:00 ]

牛久市内の飲食店でテレビ観戦する稀勢の里の父・萩原貞彦さん(中央)と母・裕美子さん。右は池辺勝幸・牛久市長

大相撲九州場所千秋楽

(11月27日 福岡国際センター)
 稀勢の里の実家がある茨城県牛久市内の飲食店には、地元後援会の有志約100人が集結した。取組前に大関昇進が確定していたこともあり、結局敗れたが「ありがとう、稀勢の里」コールに包まれた。

 場所中は1度も話をしなかったという父・貞彦さん(65)は「場所前からいろいろあったけど、10勝はよくやったと思う。毎場所、彼なりに0・5歩ずつでも進歩してきた。これからは日本のために頑張ってほしい」と目を細めた。同席した池辺勝幸市長(61)は「茨城の言葉で“つんのめる”というのがあるが、足元をしっかり固めてつんのめらずにここまできた。これからも愚直に横綱を目指してほしい」とエールを送った。

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2011年11月28日のニュース