組織改革、早期に方向性を 文科省が相撲協会に要請

[ 2011年11月13日 17:06 ]

 日本相撲協会の監督官庁である文部科学省の杉浦久弘競技スポーツ課長は13日、大相撲九州場所が始まった福岡国際センターを訪れ、相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)ら親方衆に、新公益法人制度について説明し、組織改革の方向性を早く決めるように要請した。

 相撲協会では、年寄名跡の扱いについて意見が割れ、10月中に予定していた方針決定を先送りした。杉浦課長は名跡の扱いについて、従来のような高額でのやりとりは国民からの理解を得られない恐れがあるため、改善の必要があるとした。

 杉浦課長は「何度も、時間がないですよと申し上げた」と話した。

 また、八百長問題の再発防止策などについて九州場所を視察した。

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2011年11月13日のニュース