ヤマハ発動機、全勝対決ミスミス敗れ首位陥落

[ 2011年11月13日 06:00 ]

ラグビートップリーグ第3節第1日

(11月12日 秩父宮ほか)
 各地で4試合を行い、初昇格のNTTドコモと対戦した東芝が11トライを奪って73―7と大勝し、3連勝で首位に浮上した。今季から清宮克幸監督(44)が率いるヤマハ発動機は近鉄との全勝対決に16―35に敗れて首位から陥落。NECはトヨタ自動車に29―26で競り勝ち、今季初勝利を挙げた。昨季3位のトヨタ自動車は開幕3戦で早くも2敗目を喫した。

 <清宮監督「未熟」>清宮監督が就任した新チームが3戦目で初黒星を喫した。早大の後輩・前田新監督率いる近鉄との連勝対決。接点での攻防で後手に回ると反則やミスを重ね、失点した。19日のサントリー戦を前に思わぬ失速。指揮官は「未熟な面が出た」と悔しさをにじませながら「悲観することはない。手負いの狼という形でチャレンジしたい」と古巣との初激突を見据えた。

 <リコー“新兵器”存在感>リコーはニュージーランド代表CTBノヌーが初先発。攻守に存在感を示し、チームの無失点勝利に貢献した。前半33分に自陣ゴール前で猛烈なタックルを披露し、後半16分にも独走トライのピンチを猛烈なスピードで自陣まで戻ってゴールラインを割らせなかった。攻めても強烈な縦突破からチャンスを演出。「チームにフィットしてきた。これからもっと大暴れするぜ」と活躍を誓っていた。

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2011年11月13日のニュース