文科省 インスリン注射で相撲協会から聴取へ

[ 2011年11月9日 19:21 ]

 奥村展三文部科学副大臣は9日の記者会見で、大相撲の十両隆の山関がインスリン注射したと週刊誌で報じられた問題について、九州場所初日の13日までに日本相撲協会から事情を聴き、文科省として指導する意向を明らかにした。

 奥村氏は、世界反ドーピング機関の禁止薬物であるインスリンを相撲協会が禁止していないことについて「私もびっくりしたし、世界から見ても批判があると思う。しっかり指導していきたい」と強調した。

 相撲協会は、7日に急死した鳴戸親方(元横綱隆の里)の弟子に対する暴行疑惑や隆の山関のインスリン注射に関し、監督官庁の文科省に調査結果を報告する予定。奥村氏は「(組織改革の)工程表をしっかり出してほしい」と注文した。

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2011年11月9日のニュース