白鵬“苦手”稀勢の里にエール「大関になるのが恩返し」

[ 2011年11月9日 06:00 ]

鳴戸親方急死

 横綱・白鵬(26=宮城野)が関脇・稀勢の里にエールを送った。8日は福岡県久山町の佐渡ケ嶽部屋へ出稽古。稽古後に師匠が急死した稀勢の里の話になると「大関になるのが師匠への恩返し。ずっと上位にも勝っていて力はある」と自身が苦手としている相手の奮起を期待した。

 元横綱・隆の里の鳴戸親方とは、その師匠である元横綱・初代若乃花(故花田勝治氏)の話題で盛り上がった思い出があるという。「もっといろいろ話を聞きたかった。ちょっと早かった」と急逝を惜しんだ。

 新大関の琴奨菊は故鳴戸親方について「力士のあるべき姿を強く求めていた親方だった。(出稽古先で)力士の心得などを聞いていても、ひしひしと伝わってきた」としみじみと振り返った。

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2011年11月9日のニュース