中学は男子が関、女子は新田が優勝/秋季東北大会

[ 2011年11月9日 06:00 ]

平成23年度全国高校ゴルフ選手権秋季東北大会・東北中学校ゴルフ選手権秋季大会第1日

(11月8日 宮城・仙台ヒルズGC=高校・中学男子6750ヤード、高校・中学女子6148ヤード、ともにパー72)
 1日競技の中学男子は関将太(山形・山形十2年)が3オーバーの75、女子は新田千夏(宮城・住吉台3年)がイーブンパーの72、ともに2打差をつけ優勝。男子は3位タイまでの6人、女子は3位までが来春の全国大会(3月27~28日、滋賀・瀬田GC)への出場権を得た。2日間の高校男子では松本将汰(宮城・東北2年)が71、女子は高久あずさ(福島・学法石川2年)が74をマークして首位に立った。

 <中学男子>今夏の東北大会で6位、1打差で全国大会を逸した関が雪辱の優勝。4番でOBと思われたティーショットが排水溝ではねて戻るラッキーもあり「プレー内容はいつも通りでしたが、運がありました」とうれしそう。小学6年からゴルフを始め、まだ3年。夢は「世界で活躍できる選手になること」という。普段のラウンドではパー5をパー4に設定し「いつもパー68のつもり」でプレーしている。目標の全国切符を手にして「出るからには優勝したい。冬の間にメンタル面も鍛えたい」と抱負を語った。

 <中学女子>東北大会の夏秋連覇を果たした新田は「今年最後だし、瀬田(全国大会)につながる大会なのでうれしい」と笑顔を見せた。スタートの10番でティーショットが木に当たるピンチをパーで切り抜けると「ショットもパットも良かった」と、12番から3連続バーディーで勢いに乗った。小学生の時に宮里藍が高校生でツアー優勝したのをテレビで見て「プロになりたい」と決意。今夏の全国大会でも東北勢で最高の12位に入っており「順位は別にして、まずアンダーパーで回りたい」が目標だ。

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2011年11月9日のニュース