ベストアマ松山 マスターズ王者シュワーツェルと同組

[ 2011年11月9日 06:00 ]

池田勇太(右端)が見つめる中、ティーショットを放つ松山英樹

 マスターズ対決で王者をしのぐ!三井住友VISA太平洋マスターズ(スポニチ後援)は10日に静岡・太平洋C御殿場Cで開幕。8日には予選ラウンドの組み合わせが発表され、4月のマスターズで日本人初のベストアマに輝いた松山英樹(19=東北福祉大2年)は、同大会優勝のシャール・シュワーツェル(27=南アフリカ)と同組になった。

 松山は「凄いメンバーですね。自分が入っていいのかと心配になる」と池田も含めた豪華ペアリングに恐縮しきり。マスターズ表彰式以来の再会となるシュワーツェルに対しては「優勝と27位だから張り合える力はないですよ」と言うが、「1つでもこの人に勝っているという部分を見つけて終わりたい」と静かに闘志を燃やしている。

 4月には70キロ台だった体重は一時87キロまで増え、現在は85キロと以前に比べて見るからに大きくなった。「おなかがすきすぎてどんどん増えてる」とウエストも82センチから88センチにサイズアップ。肉体とともに日々成長している技術を武器に、勝っているのはウエストサイズだけではないことを証明する。

 ◆出場 男子ツアーのダンロップ・フェニックス(17~20日、宮崎・フェニックスCC)の主催者は8日、松山が推薦枠で出場すると発表。アマチュアの出場は07年の石川以来2人目。

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