かつての好敵手も衝撃…九重親方「ただ驚いている」

[ 2011年11月7日 22:04 ]

鳴戸親方急死

 現役時代は横綱同士で激闘を繰り広げた九重親方(元千代の富士)、北の湖親方(元横綱)もショックを隠せなかった。

 1983年名古屋場所から4場所連続で千秋楽相星決戦を演じた九重親方は「ただ驚いている。現役時代は互いに競い合ったのに…」と悲しんだ。鳴戸親方が新横綱だった同年秋場所は千秋楽全勝対決で惜敗し「両まわしを引きつけられたら動けない強さがあった」と名勝負に思いをはせた。

 北の湖親方は7日夜のお別れの会に参列し、焼香した。現役時代は15勝7敗と圧倒したが「がっぷり四つになったら誰にも負けないぞという自信にあふれていた」と故人をしのんだ。

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2011年11月7日のニュース