「鳴戸親方問題」決着へ 今週中にも臨時理事会

[ 2011年11月7日 06:00 ]

 日本相撲協会が鳴戸親方(元横綱・隆の里)の暴行問題について、今週中にも臨時理事会を開き結論を出す方針であることが分かった。福岡県福津市の部屋で6日、取材に応じた二所ノ関広報部長(元関脇・金剛)が「場所前にケジメをつける。(11日の)取組編成までに臨時理事会を開く」と明言した。

 前週発売の一部週刊誌で、鳴戸親方が弟子を角材で殴る際、稀勢の里が弟弟子を羽交い締めにして暴行を補助したと報じられたことを受け、既に同部長らが関係者に複数回の事情聴取を実施。同部長は「羽交い締め?(稀勢の里は)“やっていない”と言っていた。土俵外で、いろいろあるのはかわいそう。昇進がかかる場所で…」と渦中の大関候補の心情を思いやり、問題の早期決着を図る姿勢を示した。

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2011年11月7日のニュース