「最後はまさか」桃子4連続バーディー首位浮上

[ 2011年11月6日 06:00 ]

18番、チップインバーディーが決まりビックリする上田

スポニチ主催USLPGAツアー・ミズノクラシック第2日

(11月5日 三重県志摩市 近鉄賢島カンツリークラブ=6506ヤード、パー72)
 最良の1日の締めくくりは18番。花道からのチップインで4連続バーディーで終えた。「最後はまさか。さすがにビックリです」。単独首位に立った上田には、流れを全て自分に引き寄せるような強さがあった。

 大会前、谷口徹からは試合中にスイングやルーティンをあれこれ考えることをやめるようにと指示を受けたが、それがパットでいい方向に向かった。「これまでは絶対入れるという気持ちだったけど、“そこ”と決めたら自然に任せている」。17番では難しい5メートルのスライスラインを沈めた。完璧主義者がほどよい楽観主義者に変わり、06年の今大会2日目に並ぶ自己ベストタイの64をマーク。母・八重子さんの62回目の誕生日に最高のゴルフを見せた。抑えめの気持ちで戦えているためか、体への影響も少ない。トレーナーの伊藤久さん(32)は「(成績が出なかった)この1カ月と比べて、ラウンド後の張りが少ないですね」と違いに驚いている。

 09年のアクサレディース以来、勝利から遠ざかっている。その間、膝の故障があり、コーチも代わった。長い沈黙を破るには、07年に優勝したこの大会がふさわしい。母は「きょうが一番うれしいけど、あすが一番じゃないと。勝ちたいね」と復活に期待を寄せ、娘は「ナチュラルな気持ちでできている」と精神面の成長を実感している。ついに、2年の空白を埋める時がやってきた。

続きを表示

「渋野日向子」特集記事

「ラグビーワールドカップ2019日本大会」特集記事

2011年11月6日のニュース