日本初白星、米など2連勝 バレーW杯女子大会第2日

[ 2011年11月5日 20:27 ]

アルゼンチンに快勝し喜ぶ日本代表の迫田(右)、木村ら

 3位までがロンドン五輪出場権を得るバレーボールのワールドカップ(W杯)女子大会第2日は5日、広島サンプラザホールなどで行われ、昨年の世界選手権3位の日本は国際連盟(FIVB)推薦出場のアルゼンチンを3―0で退け、初勝利(1敗)を挙げた。

 日本は21歳の岩坂と新鍋(ともに久光製薬)が好サーブで先発起用に応え、江畑(日立)の強打などで2セットを先取。第3セットは木村(東レ)らの活躍で制した。

 米国、イタリアなどが2連勝。今夏のワールドグランプリで2連覇した米国はセルビアをストレートで退け、前回W杯を制したイタリアは中国にフルセット勝ち。世界ランク1位のブラジルはケニアを3―0で下し、1勝1敗とした。

 ▼真鍋政義・日本監督の話 サーブミスは多かったが、ある程度は崩せた。次(6日の中国戦)は大きなヤマ場。勢いをつけていきたい。

 ▼木村沙織の話 若いメンバーが多く試合に出ている。まだチームをつくっている段階。頑張って勝ちを積み重ね、大会が終わった時にいいチームになればいいと思う。

 ▼竹下佳江の話 (中国戦では)必死に頑張る。一日一日が勝負で長い戦いになるので、チームとしてどういう戦いができるかが大事。

 ▼バスティト・アルゼンチン監督の話 もう少しいいプレーができたとは思うけど…。自分たちは日本とのレベルに、まだまだ差がある。

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