錦織 出場2大会連続4強入り 「素晴らしい経験」

[ 2011年11月5日 08:45 ]

シングルス準々決勝でサーブを放つ錦織圭

 男子テニスのスイス室内は4日、スイスのバーゼルで行われ、シングルス準々決勝で、世界ランキング32位の錦織圭(ソニー)は同113位のミハイル・ククシュキン(カザフスタン)を6―4、5―7、6―4で下し、ベスト4進出を決めた。錦織は10月16日終了のマスターズ上海大会に続き、出場2大会連続の4強入り。

 5日の準決勝で世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に挑戦する。両者は過去に1度対戦し、昨年の全仏オープンで錦織がストレート負けした。

 錦織は緩急を交ぜた多彩なショットや巧みな配球で相手を翻弄(ほんろう)し、第1セットを先取。第2セットはミスが出て落としたが、最終セット終盤に強打を決めて接戦を制した。

 ▼錦織圭の話 僕にとって本当に素晴らしい経験。自信もついてきているし、自分のプレーにわくわくしてもいる。(準決勝は)失うものはない。思い切って、いつもよりアグレッシブに戦いたい。(共同)

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2011年11月5日のニュース