稀勢の里、協会が事情聴取へ 鳴戸部屋暴行補助疑惑

[ 2011年11月5日 06:00 ]

 日本相撲協会が鳴戸親方(元横綱・隆の里)の暴行問題で、5日にも弟子の稀勢の里(25)を事情聴取することが分かった。

 この日、福岡市内で行われた市民激励会で二所ノ関広報部長(元関脇・金剛)が「近日中に稀勢の里を呼んで話を聞く」と明らかにした。鳴戸親方の弟子への暴行問題については、前週一部週刊誌が報じ今週号では、鳴戸親方が弟子を角材で殴る際に稀勢の里に羽交い締めするように指示。稀勢の里がその通り弟弟子を押さえつけ、師匠の暴行を補助したと報じられた。二所ノ関広報部長は「鳴戸親方には最初の報道の時も事情を聴いた。文科省に報告する手はずは整えている。新たなことについてもしっかりと調査する」と話し、稀勢の里から事情を聴いた後に20日に行われる理事会で結果を報告する方針だ。

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2011年11月5日のニュース