佳菜子出遅れSP4位「演技するのが怖かった」

[ 2011年11月5日 06:00 ]

ジャンプミスが響き、女子SP4位と出遅れた村上

フィギュアスケートGPシリーズ第3戦中国杯第1日

(11月4日 中国・上海)
 フィギュアスケートのGPシリーズ第3戦中国杯第1日は4日、中国・上海で行われ、女子SPで村上佳菜子(16=中京大中京高)は53・09点で4位と出遅れた。昨季の世界選手権3位のカロリナ・コストナー(イタリア)が61・88点でトップ。昨季の世界ジュニア選手権を制した15歳のアデリナ・ソトニコワ(ロシア)は3位につけた。

 演技を終えた村上は「プログラムが難しいので、凄く不安で、演技するのが怖かった」と涙をこぼした。あえて苦手な技で構成したシニア2季目のSP。難度を上げフリップ―トーループにした3―3回転は、トーループで回転不足を取られた。苦手の3回転ループは2回転の判定で「ジャンプは全部良くなかった」と肩を落とした。それでも山田満知子コーチは「将来も考え、逃げずに勝負する。悪いときもあると覚悟の上」と話し、レベルアップのための壁、と捉えている。

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2011年11月5日のニュース