スーパー中学生現る!15歳白井が男子床運動予選2位

[ 2011年11月5日 06:00 ]

好成績を残した白井はあどけない表情でピースサイン

体操の全日本団体・種目別選手権第1日

(11月4日 千葉ポートアリーナ)
 スーパー中学生が現れた。体操の全日本団体・種目別選手権第1日が4日、千葉ポートアリーナで行われ、男子床運動予選で横浜・寺尾中3年の白井健三(15=鶴見ジュニアク)が、15・650点をマーク。世界選手権同種目優勝の内村航平(22=コナミ)と0・150点差の2位で、6日の決勝に駒を進めた。

 中学生が種目別で決勝に進出するのは、95年にあん馬で優勝した鹿島丈博以来16年ぶり。「とにかく元気良くやろうと思っていた」。技の難度を示す演技価値点は、内村の6・6点を上回る驚異の6・9点をマーク。決勝に向けては「このままの順位でいけたらいい」と、あどけない表情で気合を入れた。

 ◆白井 健三(しらい・けんぞう)1996年(平8)8月24日生まれ、横浜市出身の15歳。体操クラブの指導者の両親、先に競技を始めていた兄2人の影響で3歳から体操を始める。今年は全日本中学選手権、全日本ジュニア選手権の床運動で優勝。1メートル53、42キロ。

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2011年11月5日のニュース