野村 ロンドン五輪消滅も進退を保留

[ 2011年11月4日 18:11 ]

 柔道男子60キロ級で五輪3連覇したが、ロンドン五輪出場が消滅した野村忠宏(36)=ミキハウス=は4日、進退について「現役、引退と方向性にとらわれず、柔道と接していく。自然の流れに任せていきたい」と述べ、保留する考えを示した。

 野村は同日、テレビ中継に出演するグランドスラム東京大会(12月9~11日・東京体育館)の記者会見に出席した。準々決勝で敗退した8月の全日本実業個人選手権後は母校の天理大で練習を続けているが、復帰戦は未定だという。「世界を目指すために現役にこだわってきた。いずれ答えは出ると思うが、今は何とも言えない」と話した。

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2011年11月4日のニュース