琴奨菊 ご当地に意気込む 「気が引き締まる」

[ 2011年10月31日 10:30 ]

日本人で4年ぶりに大関に昇進、九州場所の新番付を手に笑顔を見せる琴奨菊

大相撲九州場所番付発表

(10月31日)
 日本相撲協会は31日、大相撲九州場所(11月13日初日・福岡国際センター)の新番付を発表し、9月の秋場所後に日本人で4年ぶりに大関に昇進した琴奨菊を加え、2場所ぶりの4大関となった。

 新大関としてご当地場所に臨む琴奨菊は31日、福岡県久山町の佐渡ケ嶽部屋で記者会見し「場所を盛り上げたい。一番でも多く自分の相撲を取りきって結果を出したい」と抱負を語った。

 先場所は重圧をはね返して12勝3敗で優勝争いにも絡み、念願の大関を手中にした。新しい番付表に「うれしいですね。やっぱり大関は結果を求められる。気合が入った」と話した。

 周囲からも声を掛けられる機会が増えたそうで「気が引き締まる思いです」と立場の違いを実感している様子だった。

 協会の看板力士となり、今後は優勝も期待されるが「優勝を目指して頑張っていきたい」と意欲を示した。

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