日本、準決勝進出確定も「えっ、そうなんですか」

[ 2011年10月29日 06:00 ]

 ハンドボールのロンドン五輪男子アジア予選第5日は28日、韓国のソウルで行われ、1次リーグB組は韓国が31―25で中国を下し4戦全勝で1位となった。この結果により試合がなかった日本の2位が確定し、準決勝進出が決まった。31日にA組1位のサウジアラビアと対戦する。日本は2勝1敗で29日にカザフスタンとの1次リーグ最終戦を残すが、負けた場合も2勝2敗で並ぶ可能性のある中国とオマーンに直接対決で勝っている。今大会は1位が五輪出場権を獲得し、2位は世界最終予選に回る。

 試合がなかった日本の選手たちは、そろって韓国―中国を観戦。決勝で再び対戦する可能性がある韓国の“偵察”が目的で、準決勝進出が決まったことには「えっ、そうなんですか」と反応は乏しかった。準決勝の相手はサウジアラビア。酒巻監督は「ある程度、情報の蓄積はある相手。まとまりがあって強い」と警戒し、エースの宮崎は「日本の強さを見せたい」と意気込んだ。

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2011年10月29日のニュース