遼くん、V争いへ発想転換“勇太流”で攻める

[ 2011年10月20日 06:00 ]

父・勝美さん(左)と談笑しながら練習する石川遼

 男子ゴルフのブリヂストン・オープンは20日に千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦Cで開幕する。石川遼(20=パナソニック)は相性の悪さを克服するため、大会連覇の池田勇太流マネジメントを導入する。

 「勇太さんのゴルフを見ると、コースをねじ伏せるより、平らなところから打つ(ように持っていく)のがポイントになる」。石川が例に挙げたのは15番パー4と16番パー5だ。15番は1Wで打つと2打目が急激な左足上がりで、しかも両サイドのラフが逆目。16番は反対に左足下がりになる。これまでは左サイドにそびえ立つ巨大な三本杉、通称「ご神木」越えを積極的に狙ってきたが、今年は平らなライに置くことを優先させて刻みも辞さない構えだ。得意のバーディー合戦が可能なコースにもかかわらず、過去4回はトップ10入りが一度もない。優勝争いに絡むためにも発想を転換して臨む。

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