春日野親方を厳重注意 暴行認め「もうげんこつは入れない」

[ 2011年10月19日 12:56 ]

日本相撲協会の臨時理事会を終え、記者会見する春日野親方

 大相撲の春日野親方(49)=元関脇栃乃和歌=が19日、弟子たちに暴行したことを認めた。

 「ゴルフのアイアンで殴った。正直やり過ぎたと反省している」とし、「理事会には寛大な処置をいただいたと思う。弟子たちにはもうげんこつは入れないと言いました」と話した。

 警視庁本所署は春日野親方や弟子3人に任意で事情を聴いたが「弟子たちの意向から事件化はしない」としている。日本相撲協会は19日、東京・両国国技館で臨時の理事会を開き、春日野親方から事情を聴くとともに厳重注意とした。協会を所管する文部科学省は同日、協会に事実関係を確認した。

 捜査関係者らによると、春日野親方は14日、東京都墨田区の春日野部屋で、幕内の栃ノ心(24)、幕下栃飛龍(24)ら弟子3人の腹や背中を素手やアイアンで殴るなどした疑いが持たれている。

 部屋でグリップが折れたアイアンが見つかっており、春日野親方は本所署の事情聴取に「外出の際に着物を着るよう何度も注意したが、言うことを聞かないので殴った」と話した。19日午前には、幕下の栃矢鋪(22)も同署の事情聴取に応じて「自分たちが悪かったので被害届は出さない」と話した。栃ノ心、栃飛龍も同様の意向という。

 大相撲では2007年6月、時津風部屋で序ノ口力士斉藤俊さん=当時(17)、しこ名時太山=が暴行を受けて死亡。元時津風親方(61)と兄弟子3人が傷害致死容疑で逮捕され、元親方は懲役5年の実刑判決が確定。兄弟子らも有罪判決を受けた。

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