福島 圧巻ごぼう抜き!北海道が女子400MリレーV

[ 2011年10月12日 06:00 ]

成年少年共通女子400メートルリレーで優勝し、笑顔を見せる北海道のアンカー・福島

第66回国民体育大会「おいでませ!山口国体」最終日

(10月11日 山口県各地)
 陸上成年少年共通400メートルリレーの女子は日本代表のエース福島千里(北海道ハイテクAC)が最終走者を務めた北海道が45秒39で優勝した。男子は世界ジュニア選手権200メートル金メダリストの飯塚翔太(中大)らを擁する静岡が39秒83で2連覇した。閉会式は、山口市の維新百年記念公園陸上競技場で行われ、山口が初の天皇杯(男女総合優勝)と皇后杯(女子総合優勝)を獲得した。

 陸上成年少年女子共通400メートルリレー決勝。北海道のアンカーを務めた福島は4、5番手争いでバトンを受けると、圧巻のごぼう抜きで優勝をさらい、珍しく両手を突き上げて喜んだ。「自分だけでなく、チーム全員分の喜びを表してみました」。地元高校生2人と尊敬する先輩の北風沙織(北海道ハイテクAC)で組む息の合ったチーム。日本の女子短距離を引っ張るエースらしく「順位にこだわってやった。リレーは特別に気持ちが高ぶる」と誇らしげだった。

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