浅尾 国内ツアー初V逃すも新ペアに手応え

[ 2011年10月3日 06:00 ]

<ビーチバレーペボニアカップ女子決勝 浅尾・楠原組・田中・溝江組>2位の浅尾(左)楠原(右)組

ビーチバレーJBVツアー第6戦ペボニアカップ最終日

(10月2日 東京・お台場海浜公園)
 女子決勝で浅尾美和(25=エスワン)、楠原千秋(35=ユナイテッドホールディング)組は田中姿子(36=エコ計画)、溝江明香(21=産業能率大)組に1―2で敗れた。自身初の国内ツアー優勝を逃した浅尾だが、今大会からペアを組む楠原とのプレーに手応え十分だ。

 悲願の頂点に届かなくても、これまでにない手応えがあった。浅尾にとって4度目の決勝も、田中・溝江組にフルセットで敗れ国内ツアー初優勝はまたもやお預け。それでも「負けてしまったんで悔しいけど、川崎大会もあるんで。手応えはあります!」と悲壮感はなかった。

 今大会と今季最終戦となる川崎市長杯(6日開幕)の2戦限定で、五輪2大会連続出場の実績を持つ楠原と暫定ペアを結成。最初は大ベテランと組むことで過度に緊張してミスが目立ったが、試合を重ねるごとにプレーに余裕が出てきた。所属事務所の曽根社長が「今大会は合格点でしょう」と言えば、「千秋さん(楠原)と組むことによって自分が上手になったように感じる。たくさんのことを学んで、結果を求めていきたい」と浅尾。初制覇の瞬間が近づいてきた。

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2011年10月3日のニュース