Ｗリーグが開幕　トヨタがＪＸに競り勝つ

　バスケットボール女子のＷリーグは３０日、東京・代々木第二体育館で開幕し、昨季２位のトヨタ自動車が６８―６３で４連覇を狙うＪＸを下した。

　トヨタ自動車は２７―３１で迎えた第３クオーターに矢野らの得点で逆転に成功。第４クオーターは両チーム最多の３３得点をマークした川原の外からの正確なシュートなどで逃げ切った。ＪＸは１９２センチの渡嘉敷や、諏訪がゴール下で活躍したが、要所でミスが目立った。

　８チームが４回戦総当たりのリーグ戦を行い、４強が来年２月１８日からのプレーオフに進む。

　▼丁海鎰・トヨタ自動車監督の話　うれしいが、まだ１勝なので。川原と矢野の３点シュートが入って勝てただけ。後半はトヨタらしいバスケットができた。

　▼内海知秀・ＪＸ監督の話　後半はターンオーバーが多かった。川原選手にやられた。彼女の３点シュートには気をつけるようにと指示は出したんですが。