JOC クレー射撃内紛で影響の五輪有望選手に救済措置 

[ 2011年9月28日 20:31 ]

 新旧執行部の対立で日本クレー射撃協会の選手強化に影響が出ている問題で、日本オリンピック委員会(JOC)がロンドン五輪に向け有望選手に救済措置を取る方針を固めたことが28日、関係者の話で分かった。

 JOCは内紛が収拾するまで同協会への補助金支給を停止しているが、協会を通さず選手個人に強化費を支給する救済策を検討中という。五輪出場枠が懸かる1月のアジア選手権(ドーハ)にも協会は選手を派遣しない方針だが、JOC幹部は「選手第一が大前提となる。選手が自費参加しなければならない場合は、遠征費の援助も考えたい」と述べた。

 クレー射撃には北京五輪女子トラップ4位の中山由起枝(日立建機)らメダル候補がいる。

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2011年9月28日のニュース