横審が琴奨菊を高評価 日本人横綱待望論も

[ 2011年9月26日 19:24 ]

 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は26日、東京・両国国技館で会合を開き、秋場所で12勝して大関に昇進する関脇琴奨菊を高く評価した。

 秋場所で12勝し、九州場所で大関とりに挑む関脇稀勢の里にも期待が寄せられた。横審の鶴田卓彦委員長が「この2人が競り合って、どちらかが横綱になってほしい」と話すなど、日本人横綱を待望する声が相次いだ。

 秋場所を制し、優勝を20回の大台に乗せた横綱白鵬には一定の評価が与えられたが、鶴田委員長は「これまでは“無敗の白鵬”だったけど、2敗した」と懸念を示した。

 内山斉委員によると、客の不入りが目立った秋場所を受け、観客動員を工夫するように横審から協会へ注文を出した。

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2011年9月26日のニュース