団体総合で日本5位!2大会連続3度目の五輪決めた

[ 2011年9月26日 06:00 ]

団体総合、日本チームのボールの演技

 ロンドン五輪予選を兼ねた新体操の世界選手権第6日は24日にフランス・モンペリエで団体総合を行い、日本(遠藤、畠山、松原、サイード横田、田中)が2種目の合計52・725点で5位に入り、2大会連続3度目の五輪出場を決めた。前回大会6位の日本は手具の投げ技などで細かな乱れがあったが、大きなミスはなかった。ボールで26・250点、リボン・フープでは26・475点をマークした。イタリアが計55・150点で3連覇を果たし、6位までが五輪出場権を獲得した。

 日本はミスを最小限に抑えて約2分半の構成を2度演じ、5位で夢舞台に駒を進めた。仲間と涙で喜びを分かち合った後、主将の田中は「うれしい。本当にありがたい」と声を弾ませた。2種目とも序盤に乱れたが、日本体操協会の山崎浩子強化本部長は「精度は良くなかったが落下させなかった。粘り勝ち」と称えた。5人の平均年齢は18歳で、拠点のロシア・サンクトペテルブルクで練習漬けの日々を送った。20歳の田中は「目標はメダルだが、まずは試合で毎回(本来の演技を)やり切りたい」と飽くなき向上心をのぞかせた。

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2011年9月26日のニュース