剣武と天鎧鵬 ともに勝ち越し新入幕へ

[ 2011年9月25日 21:04 ]

 西十両2枚目の剣武と同3枚目の天鎧鵬がともに千秋楽で8勝7敗と勝ち越し、九州場所での新入幕を濃厚にした。

 剣武は新入幕の隆の山を押し倒し「前夜は寝られなかったけどほっとしました」と汗をぬぐった。2001年春場所の初土俵以来、所要63場所での新入幕は同59場所の武州山を抜いて学生相撲出身の最スロー出世となる。32歳の苦労人は「昇進のことは分からない。考えません」と慎重だった。

 天鎧鵬は木村山を押し出した。「良かった。勝ち越せるか心配だった」と話した。

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